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直径6mm
医療法人社団みどり会にしき記念病院




眼科センター
眼内レンズはどれぐらいもちますか?
入れ替えることはありませんか?
手術後の視力はどれぐらい?
術後もメガネが必要ですか?
|-直径6mm-|
 眼内レンズの度数は、眼の大きさ(眼軸長)、眼のカーブの程度(角膜曲率)
   などの値からコンピューターで計算して決めています。

 患者様のライフスタイルに適した最良の眼内レンズを選択していますが、
   どうしても稀に誤差が生じることがあり、場合によっては眼内レンズを後日
  入れ替えることもあります。
 眼内レンズはいったん眼の中に入れてしまえば手入れの必要はありません。
   また、特に大きな合併症が起こらない限りは半永久的に使用できます。
   
 当院では、折りたたみ式の眼内レンズ(フォーダブル眼内レンズ)を使用して
   います。 
   光学部の直径が6ミリの眼内レンズを、創口を広げることなくわずか3ミリ弱の
   切開創より眼の中に挿入可能です。
 白内障以外の眼の病気がなければ、視力はほぼ100%の確率で回復します。
   早い方で手術の翌日から明るくきれいに見えるようになります。

 術後の回復には個人差があり、しばらくは焦点が合いにくかったり、眩しく
   感じたりすることもありますが、術後1ヶ月でほとんどの症状が消え、視力も
   安定してきます。


 白内障以外に、例えば緑内障糖尿病網膜症、ぶどう膜炎、強度近視などの
   病気のある方やご高齢の方、光を感じる組織(網膜)や神経に問題のある
   場合には、視力が十分に改善しないことがあります。
 眼内レンズのおかげで、手術後にはメガネがなくてもある程度見えるように
   なります。
   しかし、眼内レンズは本来の水晶体と違って、ピントの調節ができません。

 眼内レンズの度数を遠くに合わせると、手元がぼやけてしまいますので、
   手元を見るためのメガネが必要になります。 逆に眼内レンズの度数を近くに
   あわせると、手元ははっきり見えますが、遠くがぼやけてしまいますので、遠方
   のメガネが必要になります。

 より良い視力を得るためには、目の状態が安定する術後1〜2ヶ月後に、近視、
   遠視、乱視に合わせてメガネを再調整していただくことが必要になります。
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