通院期間はどれぐらいですか?
 白内障手術は、手術器械や技術進歩のおかげで、今や日帰りでの手術も
   安全に行えるようになりました
   
 仕事や家庭の事情などで入院できない方や、自宅からの通院が好都合な方
   は、日帰り手術がよいでしょう。

 自宅が遠方で通院自体が困難な方、お一人暮らしで家族の協力が得られ
   ない場合や、他の全身疾患(心臓病・老人性痴呆症など)がある場合、白内障
   以外に目の病気がある方は、1日から数日間の入院が良いでしょう。
医療法人社団みどり会にしき記念病院




眼科センター
入院は必要ですか?
手術後1週間は、翌日・翌々日・4日後・1週間後
手術後1ヶ月間は、1週間に1回
手術後2ヶ月目は、2週間に1回
手術後3ヶ月以降は、1ヶ月に1回

 手術後は目の状態が落ち着くまでの間、定期検査が必要です。 
   通常は、次のように検査を受けてください。

   


 約6ヶ月間は定期検査が必要です。 
   急激な視力低下、眼痛等、変わった事があれば早めに受診して下さい。
   また、術後1〜3ヶ月は点眼を併用していただきます。
いつ頃から仕事ができますか?
 手術翌日の診察にて異常がなければ、簡単な家事、事務仕事、首から下の
   入浴が可能です。 
   2週間目以降には、手術前と変わらない生活を送って頂けます。
   肉体労働、農作業やほこりの多い職場での仕事などは、危険を伴ったり眼の
   回復に影響を与えますので、ご相談ください。
 
 一度手術をすれば、二度と白内障になりません。しかし、手術後数ヶ月から
   数年後に、また「まぶしくなる」「目がかすむ」ことがあります。
   これは、後発白内障といわれるもので、眼内レンズを挿入するために残し
   ておいた後嚢という水晶体の袋が濁ってくるために起こります。
   手術を受けた方の約10%におこりますが、外来でレーザーを使って簡単に
   濁りを取ることができます。 痛みはまったくなく、視力はすぐに回復します。
 
手術後に再発することはありませんか?
手術の合併症について教えて下さい。
 白内障手術は、近年の技術の向上に伴って、より安全により快適に受けて
   いただけるようになりました。しかし、手術に関連して合併症が起こる可能性は
   稀ではありますが、ゼロではありません。

 重篤な合併症は、出血と細菌感染です。 約1万人に1人は、眼の中に予測
   不能な動脈性の出血(駆逐性出血)が起こり、失明に至るような視力低下が
   みられることがあります。

 また、2000眼に1眼の割合で、細菌が眼の中に入って、視力が低下したり、
   眼の中の膿を除去する手術が必要になります。

 起こる確率は極めて低いのですが、当院では、合併症が起きないように工夫を
   こらすとともに、万全の設備と体制を整えています。
 
手術までの流れについて教えて下さい。
 申込み(1ヶ月〜2週間前)

        ・視力・眼圧などの基本検査を行い、手術日を決めます。
        ・採血などの手術に必要な検査を行います。

 
術前検査・手術説明会(2週間〜1週間前)

        ・角膜の形状・眼球の長さなどを測定し、眼内レンズ度数
         を決定します。
        ・手術の詳しい説明をします。
        ・当日の来院時刻や薬の使用法などの説明を行います。

 
手術(手術当日)

        ・10〜15分で手術は終わります。
        ・手術当日に、帰宅することも可能です。

 
術後の診察(術後検診)

        ・手術後は目の状態が落ち着くまでの間、定期検査が必要です。 
        ・術後1〜3ヶ月は点眼を併用していただきます。

 
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