眼科センター

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両眼視の発達について

　●斜視について

斜視とは？

斜視の種類について

　遠視などの屈折異常・片眼の視力不良・両眼視の異常・目を動かす筋肉の麻痺など
　　が原因となります。

　治療は、まず原因を出来るだけ緩和するために、屈折矯正・弱視治療・両眼視訓練
　　などが行われます。斜視の程度が強い場合には、手術が必要になります。

斜視を発見するには

　眼の機能の発達に最も大切なのは乳幼児期です。
　　早期発見、早期治療ができるように　少しでも異常を感じたら早めに眼科を受診
　　しましょう。

・同時視…二つの目で同時に一つの物を見る
・融像　…二つの目に映るそれぞれの像を感覚的に一つの物として認める能力
・立体視…両眼の視差から立体的に見る事のできる能力

　両眼視機能は、生後３ヶ月頃から発達し始め6歳くらいでほぼ完成します。

　「視力」は物を見る事によって目から入った刺激を脳が正しく理解し発達します。
　　　それに伴って二つの目で見たものを脳で一つにまとめる力も発達してきます。
　　　これを「両眼視機能」といいます。両眼視機能には次の様な物があります。　
　

　基本的には眼位の異常であり、1つの目標を見ているときに一方の目が目標を見て
　　いるのに、他方の目は目標と別の方向を見ている状態をいいます。
　　小さい頃から斜視の状態が続いていると、斜視になっている目の視力発達が止まっ
　　てしまい弱視になったり両眼視機能の発達が抑えられたりする場合があります。
　